
3月29日、30日にNPO法人み・らいずさんと
「さかいDECCHプロジェクト」を開催しました!
「DECCH」は「丁稚奉公」という、実体験を積み重ねて職人となる
昔ながらの良さを生かした「しごと体験」のこと。
中高生たちが職人さんのもとで「しごと体験」をすることで
「自分の個性が生かせる仕事」を見つけていくことが、
このプロジェクトの目的です。
今回は「しごと体験」をする前に
「まずは、しごとを知ろう!」ということで、各職人さんのもとに取材へ!
取材の内容はiPadで撮影し、映像として発表しました!
各チームとも臨場感溢れる作品になりましたよ!

以下では、当日の様子を簡単にご紹介します!
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まずはオリエンテーション。
企画の趣旨とメンバー同士の交流がねらいです。
最初は緊張気味の中学生も、
学生スタッフが用意したゲームを通して、
徐々に表情が柔らかくなっていきます。


オリエンテーションが終わると、チームに分かれて取材準備。
今回取材するのは「包丁研ぎ」「染め物」「和菓子づくり」の3ヶ所。
そこから2つを選び、チームごとに取材をしていきます。
取材で聞きたい内容をメモとしてまとめたり、
リハーサルしたりしながら取材の準備を進めていきます。


取材の準備ができたら、実際に現地へ向かいます。
包丁研ぎの作業場では、火花を撒き散らしながら研ぐ様子に、
ちょっとびっくりしている一幕も。
普段はみれない仕事場を見ることができたようです。

取材が終わると、メモした内容や撮影した映像をまとめていきます。
職人さんに聞いたことや仕事場で感じたことを、
ちょっとずつ言葉にしていきます。
うまく言葉に出来ないことは、映像を通して伝えていくので大丈夫。
中学生一人ひとりが、それぞれの方法で発表に向けて関わります。


いよいよ、最後は2日間の成果を発表します。
完成した映像は、各チームとも取材の中で
「何を見て」「どこに注目したのか」がわかる仕上がりに。
これまで子どもたちの成長をみてきた運営スタッフからは
「子どもたちがここまでできるとは正直思っていなかった。感動した。」
という声が聞こえてきました。

あっという間の2日間でしたが参加した中学生たちの
「また参加したい」という言葉にその成果が表れていたように思います♪
次回のDECCHプロジェクトでは、いよいよ実際に「しごと体験」に取り組みます!
今度はどんな成長した姿を見ることができるのか、今からとても楽しみです!